悪魔の連鎖ポイズン・キッス
…その瞬間、省吾はめぐみを抱き寄せ、めぐみの唇を奪っていた。
唇を奪われためぐみは、へなへなと崩れ落ち、ショックの余り両手で顔を覆いすすり泣いた。
…省吾は、そんなめぐみを見ようともせず、夢遊病者の様に、どこか知れず、ただ一点を見つめたまま立ち尽くしていた。
「省吾っ!
…アンタ今、宮本さんに何したか分かってんの?
なんてひどいこと…
…聞いてるの、省吾…って、えっ?」
省吾は、そんな由美子の問いかけに、言葉ではなく、体全身で答えかけた。
ふらっと、体を硬直させたまま、省吾は後ろ向きのまま由美子の方に倒れ込んで来た。
「…ど、どうしたの省吾!
…きっ、気絶しちゃってる!!?
し、しっかりしなさい、省吾っ!」
…一時間目が終わり、由美子は早速、「二人」が休んでいる保健室へと向かった。
「…ゆみちゃん、これは一体、どういう事かしら?
あの子はあの子で、ずーっとすすり泣いたまま、この子はこの子で、ずーっと落ちちゃったまま。
先生、どうしたらいいのかしら?(-.-;)」
唇を奪われためぐみは、へなへなと崩れ落ち、ショックの余り両手で顔を覆いすすり泣いた。
…省吾は、そんなめぐみを見ようともせず、夢遊病者の様に、どこか知れず、ただ一点を見つめたまま立ち尽くしていた。
「省吾っ!
…アンタ今、宮本さんに何したか分かってんの?
なんてひどいこと…
…聞いてるの、省吾…って、えっ?」
省吾は、そんな由美子の問いかけに、言葉ではなく、体全身で答えかけた。
ふらっと、体を硬直させたまま、省吾は後ろ向きのまま由美子の方に倒れ込んで来た。
「…ど、どうしたの省吾!
…きっ、気絶しちゃってる!!?
し、しっかりしなさい、省吾っ!」
…一時間目が終わり、由美子は早速、「二人」が休んでいる保健室へと向かった。
「…ゆみちゃん、これは一体、どういう事かしら?
あの子はあの子で、ずーっとすすり泣いたまま、この子はこの子で、ずーっと落ちちゃったまま。
先生、どうしたらいいのかしら?(-.-;)」