無題
『えー・・・1年学級委員、1組佐々木くん、橘さん 2組清水さん、中村さん
3組山田さん、上村さん 職員室に来て下さい。』
「「っぇ」」
あらら、またもハモった・・・。
けど、今度は女子たちと・・・。
「佐々木さん・・・なんで私が学級委員に?」
「もう、あの紙提出しちゃったから・・・かな?」
いい加減にしろよ・・・。
ニコっと微笑んでるけど、絶対あいつはこれを仕組んでた・・・。
黒い笑みにしか見えないし・・・。
「まぁ、とりあえず、佐々木、橘・・・行って来い」
「っぇ・・・先生っ!! 私たちだって、やりたい・・・です」
「なら2年になったらやればいい」
「そうじゃなくて・・・」
「佐々木と一緒だから、やりたいんだろ? そんな思考で学級をまとめられるとは思わないから 俺は橘にやらせる いいだろ? 橘・・・それに、橘は、佐々木からの推薦だってあったわけだし」
だ、だから・・・・女子の皆さん・・・睨むなって・・・。