無題




こっからはちょっと俺の昔話で・・・。


「あんたたち・・・東の3年だよね?」

「そうだけど・・・なにか?」

「別に・・・3年にもなって、こんなことしてんだなって思っただけ」

絶対、あいつあの時は「こいつらただのバカだよ」って思ってたよな・・・

あー、思い出したらなんかイライラしてきた・・・・。


んで、
俺たちは面白くなって、あいつらに絡みまくった・・・。

だって、面白くね?

声かけても、まったく無反応なんだから。

隣の女子はなんか戸惑ってたけど・・・。


「あんたたち・・・何がしたいの? これ以上ついてくるなら・・・そのまま警察行くけど・・・」

「お前なに調子乗ってんの? お前に興味あるわけないじゃん 俺たちが興味あるのはお前の隣にいる子 ねぇ 名前は?」

「っ・・・」

「答えなくていいから、帰るよ」

「っぇ、でも・・・」

「こんなのに付きまとわれてたら時間の無駄」

「な、尚・・・でもいいの?」

その時、こいつは、俺たち目の前にして普通に舌打ちしてた。

「それともなに? あんたはこんなのに絡まれてたいわけ? それならそうして
私にはそんな趣味無いから じゃぁ。」


なんて言って、あっさり友達を置いてく尚。
 

おいおい・・・お前な・・・。
なんて思ってたあの時。

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