無題



「じゃぁ、なに?」

「放課後、二人でやんない?」

「聞く必要ないでしょ・・・ 学級委員で終わらせる仕事なんだから、
帰りたいっていう方が・・・おかしいんじゃない? しかも自分から立候補した人が・・・。」

「だね ・・・ごめん。」


あーっもう 素直すぎて本当に気持ち悪いっ・・・。



そんなこんなしてる間も、私は睨まれ続けてんだから・・・。

マジで女子の視線痛い・・・ふざけんな・・・なんで睨まれてんだよ・・・。

私、悪いことした記憶無いんだけど?

私が学級委員やってんのだって、佐々木さんのせいだし・・・っていうことで、私は佐々木さんを睨む・・・。


「ちょ、ナオ怖いよ」


「うるさい・・・」


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