無題
「どうも・・・」
こういう場合って、私も渡したほうがイイの・・・?
私は、適当にメモ帳に自分のアドレスを書いた。
「どうぞ どうせ、私から佐々木さんに連絡することはないから 教えとくよ」
「ありがとう って、ナオからから連絡くれればいいじゃん」
「用事ないから」
「酷いなぁ・・・」
「おい 佐々木、橘 ちょっと手伝ってくれ」
「はーい」
っぇ・・・? 私も?
「置いてくよ? ナオちゃん」
いつまでも笑顔な佐々木さん・・・。
っていうか、
なんで私まで仕事やんなきゃいけないのよ・・・。
「えーと、とりあえず、ここにある書類適当にまとめて・・・明日の放課後までに俺の机に置いといてくれ。」
「先生・・・私、学級委員じゃないんですけど・・・」
「あぁ・・・まぁ、 佐々木が推薦した奴だし・・・いくらなんでもこれ1人じゃ大変だろうしよ・・・手伝ってやれ」