不器用な君、一途なあたし
一瞬、理解できなかったけど
話の流れ的に
遊園地に連れてきたことを謝ってるんだろう
「朝木、顔あげて」
朝木がゆっくり顔をあげる
俺は…
ピシッ
「あだっ!」
デコピンした
朝木は額を押さえて唸っていた
俺は朝木の耳元に顔を寄せて
「朝木と一緒ならどこだっていい」
って囁いた
朝木は顔を真っ赤にしている
「わかったら暗い顔するなよ」
言ったら朝木はにっこり笑った
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