不器用な君、一途なあたし

「宮瀬くん!?」


朝木は驚いたように言う


あの男どもにムカついていてつい


「何」


といかにも不機嫌そうな声を出してしまった…


はぁ…


気をとりなおして…


「はい、チケット」


俺は朝木の前でチケットをヒラつかせた


「はやっ!」


朝木は目を丸くして驚いていた


そしてチケットを受けとるとこちらに向き




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