不器用な君、一途なあたし

「樹里…」



「ぅぇえっ…

ごめ、っんなさいっ…

っごめ…きゃぁっ!?」





泣いていると急に視界が揺れて気づけば宮瀬くんに抱きしめられていた




「バカ、嫌いになるかよ…


それに、言わなかった俺も悪かった…」




宮瀬くん……




「これ…」



宮瀬くんは小さな箱を私の前に差し出した




「開けてみ」




なんだろうと思い開くと…







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