不器用な君、一途なあたし

「雅ちゃん、あたし可愛くないよ?
雅ちゃんのが可愛いよ」

あたしがきょとんとして言うと雅ちゃんは

「あぁその鈍感なとこもまた可愛いわぁ」

とさらに抱きしめる

雅ちゃん…苦しい…


「でも、同じクラスでよかったね!」

「うん!」

そう、あたしはなんと宮瀬くんと同じクラスになれたんだ



< 5 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop