不器用な君、一途なあたし

「朝木!朝木!」


俺が大声で叫ぶと


「ん…むぅ…?」



朝木がうっすら目を開けた



「朝木!だいじょ…」

「おはよー、宮瀬くん…」


朝木のその言葉に思わず言葉を止めた

いや、止まってしまった


は?


"おはよー"?




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