見えない ラブストーリー





「いつもそうやって、自分隠してるんだ?
愛想笑いして、綺麗な言葉使いして、化粧して。」







ーな、なんなのコイツ。
訳わかんない。



訳わかんないけど



「当たってる?(笑)」




そういって、彼はスっと立ち上がった。




「・・・なんでそう思ったんですか?
顔、引きつってました・・・?」





最近疲れてるもん。
顔に出てるのかなぁ。




「いや?それは分からないな。



俺、目が見えないんだ。」






・・・え?




「目が、見えない?」
< 10 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop