見えない ラブストーリー
「ー⁈」
突然、後ろから声がした。
そこには、クラシックギターを背負った背の高い男が立っていた。
そして、目を歌がった。
「ーっ・・・」
携帯の着信音は止まった。
「あーあ。止まっちゃったね」
そういって、彼は微笑んで
隣に座った。
ー綺麗な顔・・・
彼の顔は、今まで見たこともないくらいに整った顔をしていた。
大きな、透き通った薄い茶色の瞳。
よく通った鼻筋。
薄い、綺麗な形の唇。
ふわふわな、栗色の髪の毛。
全てに、見とれていた。