見えない ラブストーリー





「さっきの電話は、彼氏?(笑)」




「いえ、違いますよ。
ごめんなさい、わたしボーッとしてて。」





「ふーん・・・」




「・・・え?」





その大きな瞳は彼女をじっと見つめた。




「あ、あの。なにか付いてますか・・・?」






ーな、なんなのこの人。
変な人。
人の顔みて。



どーせ、可愛いね
とか言ってくるんでしょ。



男なんて・・・


「なんか、付いてる。
いつも、その仮面付けてるの?」
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