ストーカーティーチャー cLAzy for YOU...

#2

ペタペタペタペタ・・・

私は看板に『入り口』と下書きして
ペンキで塗るトコロまでいった。


さっきから先生は部屋にある椅子に座って机にひじのっけて

「バキッ」

「バキッ」

と、鉛筆を
さっきから何本も折っている。

き・・・
機嫌カナリ悪い・・・。


「せ、先生・・・?」


「ぁあ!?」

「ひぃっっっ
すみません・・・
これ終わったらすぐ!すぐすぐ帰るから・・・」

殺られる殺られる殺られる・・・目が怖い!

死に神の目みたぃい・・・




「・・・いや。」

死に神の目をしたまま先生はこっちを向く。

「ぇ?」


「ここにいろ!

最終下校時刻まで一歩も外に出るな!!」


ぇええぇぇ

なんでぇぇ!?


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