ストーカーティーチャー cLAzy for YOU...
複数の人間が倒れている中、
俺は最後の一人と闘っていた。
「おりゃっ!」
そいつはこのグループの中では1番強いのだろう。
だけど、動きは雑で、なぜかナイフばかり投げてくる。
男はまたナイフを投げてくる。
疲れているのかスピード感が無く、俺はナイフを刀を持っていない左手で取る。
「げっ」
そして俺は男の方に駆け寄り、刀を振りかざす。
しかし、男は左に避ける。
俺はすぐさま左に刀をふりかざす。
すると男はまた避けるなり、俺の顔面に向かってナイフを投げつける。
これはチャンスだ。
俺はナイフを体をひねりながら避け、
その勢いで一回転した。
そして男の首に刀を当てる。
「・・・。」
それと同時に、額に冷たいものを感じた。
「終わりだな。警備員さん。」
男の顔が笑う。
「そのまま、ゆっくり刀を置け。
じゃないと頭をぶち抜くぜ。」
「・・・っ。」
銃口で額をつっつき挑発する男を睨みながら、
俺は刀を少しずつ下に降ろしていく
グサッッ
「・・・ひっ!」
フリをし、素手で取り、袖に隠していたナイフを至近距離で男の銃を持つ手に投げた。
「うぁっっ」
男は思わず銃を落とす。
俺はそのスキをついて、男を蹴り倒し、
刀を思いっきり振りかざした。