ストーカーティーチャー cLAzy for YOU...
ドサッ。

倒れた死体の血がじわじわと床に染みる。

光はその死体に寄り、刺したナイフを乱暴に抜いた。

「・・・ったく!」

そして死体の傷口を左足でグッと踏みつける。

「・・・三日月の夜に、

ナメたことしやがって・・・。」

光は恐ろしい形相で死体を睨みつけ、

もう二度、三度、死体を踏み付けた。






そして光は、敵の組織のボスが持ち込んでいたスーツケースを開ける。

衣類など必要の無い物はポイッと出し、

銃や出しっぱなしのノートパソコンを詰め込む。

もちろん、財布も。

とにかく金目のものは全て。

そして、三日月を後にして、

ドアの向こうに誰もいないことを確認し、部屋を出た。



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