ストーカーティーチャー cLAzy for YOU...
「玉木って先生に遅ってもらってんの?」
「まぢでまぢで?」
「へっ!?」
先生が教室を出て行った後、
暇な男子達が私を囲んだ。
「えー、先生とできてんの?」
暇な女子もゾロゾロと・・・・
な、なんで私の周りに集まってくるの!?
私いつも一人なんだからほっとけばいいじゃん・・・
「ねー、なんで送ってもらったん?」
アップになって来る人達。
こ、怖い
で・・・でも、何か言わなきゃぁ・・・
「え・・・えっと。
えっと、文化祭の・・・看板を作ってて、
制服が・・・ペンキまみれになったから、
・・・それじゃぁ、歩いて帰れないねって・・・・・・・・・・。」
「・・・へー、そうなん。」
看板を作っていると軟禁されたことから応用した嘘をつくと、
皆はあっさりと納得した。
「つかさぁ、もぅ看板作ってんじゃん。ウチ達、役割何?」
「文化祭ってまだまだだろー。あれ役割り決めただけじゃん。玉木さん仕事早~」
「でも部とかはちょっとずつ準備してるって」
「帰りパフェ食わね?」
そしてゾロゾロと解散して行った。