ストーカーティーチャー cLAzy for YOU...
第4章

#1



「つまりぃ、もう秋祭りなんかさせなくしちゃえばいいんだね?」

「ええ。我社のツインカムマンションを立ち上げるのに、あの土地は必要なんです。」

「たしかに、年に一回しか使わない空き地なんて、マンションにしちゃう方がいいよね。
もちろんOKするよ。」

「本当ですか!?ありがとうございます!

報酬はいかほどに・・・」


「半分でいいよ。」

「は・・・?」


「マンションの半分、僕らにちょーだい?」



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