ストーカーティーチャー cLAzy for YOU...
邦是がさっき俺の頭を押し付けたより
もっと力を入れた。

「ふざけるな・・・」

「・・・じょ・・・冗談だって。」


俺は邦是の首から手を離す。

「げほっ・・・
相変わらず力あるね・・・。」

「出て行け。琉花には近寄らない約束だ。」

「ゲホッ・・・わかったょ。」


その時、扉が開いた。

「先生、材料持って来ました!

あ・・・さっきの・・・」


バカッ!近寄るな!!

「こ・・・こんにちは。」

「あぁ、さっきはどうも。玉木琉花ちゃん。」

「え・・・なんで名前・・・」

「じゃあ、僕はこれで。千原先生、
また勉強教えて下さいね。」

「・・・。」

そぅ言って邦是は去っていった。

「・・・せ、先生・・・?」



ァイツ、本当に危ない奴だ。




< 9 / 65 >

この作品をシェア

pagetop