出会って2日の恋
ふー。なんかもう疲れちゃったなぁ。うっわー。ヤバイ顔してるよー。化粧だけ直しとこ。

……こんなんで高校生活うまくやっていけるのかな。なんか…不安だなぁ。
「はぁ…そろそろ行こーかな。」
ガチャ
……あれ?ここどこだ?あー。迷っちゃったかな。どーしよう。私は一人で廊下をうろうろしていた。

その時、ふと窓の外を見た。木に寄りかかって寝ている男の人がいた。

誰だろ?先輩かなぁ?
私は勝手に足が動くかのよーにその人のそばに来てしまった。
「ッッ……!」
私は一瞬、息が出来なくなった。
あまりにもその人がキレイな顔立ちだったからだ。今まで見た事ないような、男の人だけどほんっとにキレイな顔立ちの人だった。
髪は黒いような茶色いような感じで、ちょっと短めで…なんかミステリアスっぽい人。
メガネかけてるのかなぁ。寝てるよこに置いてあるし。肌とかもすごいキレイ。
でも寝ててもいいのかな。もーすぐ始業式はじまるのになぁ。

…でも私はこのまま見たいとも思っていた。それほど寝顔がキレイだった。



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