出会って2日の恋

「そっそうなんです!それで…母から連絡がよくあるのでどうしても必要なんですッ!」

私は必死に言った。

嘘に嘘をかさねて罪悪感もなるけど…しょうがない。

「…………。」

先生はなにかを考えてからいった。

「そうか。なか探しに行ってもいいぞ。」

私はこんな嘘が通るんだと思ったのと先生に感謝の気持ちで

「ありがとうございますッ!」

と言った。

そう言った私は深くお辞儀をした。

頭をあげたら先生と千晴が笑ってこっちを見ていた。

「美波ッ!がんばれ!行ってこいッ!」

そう千晴に後押しされ私は教室を出た。

「高坂。あとで職員室に。」

そう言った先生を横目に。



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