出会って2日の恋
私は暑い事なんて忘れて陵の方へゆっくり向かった。

陵は日陰になっているところで横になって寝転んでい。

私からは背中しか見えない。それでもカッコイイと思ってしまう。

私は陵の近くに行ってしゃがんだ。

「怒ってる?」

ちょっと控えめに聞いてきた。

「さぁ。どうだろ。」

そっけなくかえされた。

「じゃあ…私の事嫌いになった?」

「……………。」

陵はなにも言わずになにも動かなかった。

< 44 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop