出会って2日の恋
クラス
私は陵に言われたコトを考えながら廊下を歩いていた。

「ちょっと!ちょっと!ちょっとぉ〜!どうして美波が木村 陵が一緒にいたの!?」

「えっと……」

今は千晴の質問攻めにあってる。

「なんで!なんで!なんでぇ!?」

学校の中で迷ってた途中で会った………なんて言えない。


「なんでぇ〜!?……ホントに何でなの?」

千晴の声が真剣になった。

これは言わなきゃいけないなぁとさすがの私も思った。

「えっと〜……。」

千晴がまじまじと見てきている。

〜……言っちゃえ〜///

「トイレに行ったら帰り道がわかんなくなってさ迷ってたら会ったの!」

私は一気に言った。

「……………。」

千晴はなぜか固まってる。

「ぷっ(笑)さ迷ってたって……これから通う学校で?(笑)」

予想通り笑った。

だから言いたくなかったのに!!

「だって…広いんだもん。この学校。」

「だからって……(笑)来た道帰るだけだよ?美波ってまさかの方向オンチ?笑)」

「うっ……そーかも。」

千晴は笑って私は恥ずかしくて顔を伏せていた。

「そんなに笑わなくても…」




……思ったケドなんで千晴がそんなに陵の事気にするんだろう。

なんか……人気者なのかな?私そんなの興味ないからなぁ。



「ここだよ。教室」

そんなコトを考えてるうちに教室についた。
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