君と私の一週間
(先輩の)家に帰ったら
先輩がソファに座ってテレビを見てた
それを見た瞬間
体が硬直するのがわかった
やっぱり
男の人と一緒にいるの、怖いや

「おー・・・おかえり」
「た、ただいまです」

急いで台所に入った
怖いものは怖い!
仕方ない!
台所に入った後は
買い物袋から野菜を出し
冷蔵庫に入れた

「いるのは、キャベツ・人参・ピーマン・・・」

今日使う食材を出して
準備を始める
準備をしていたら
先輩が台所に来た

「ね、何つくるの」
「や、野菜炒めを・・・」
「ほー。そんなの母さんが生きてる時しか、くったことねーから、楽しみだわ」

先輩のお母さんは私の母さんのお姉さん
5,6年前に亡くなってるらしい
先輩のお父さんは先輩が生まれてすぐに亡くなってるらしいから
先輩はこの大きな家で一人暮らしをしているみたい

「じゃ、あっちで待ってるわ。楽しみにして」
「・・・は、い」

笑顔で台所を立ち去る先輩
もぅ、嫌!
笑顔なんて振りまいて、誰にでもそんな事するんでしょう!
そんな人、大嫌い!

そのあとは
仕方なく料理をつくりはじめた



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