forever〜永遠に…
だからかおかんは、一人二役をしてた。

その当時は反抗期ってのが邪魔をして迷惑ばっかかけてた…

『もぅおかんまで遅刻しそうやから行くけど、また寝たらあかんで。弁当忘れたらあかんで!っあ!!ちゃんと進路相談しておいでや?先生から何回も逃げ出したって電話あったから。わかった?』


『はいはい。』
ダルそうにパンをかじりながら返事をした。

『返事、一回』

『はぁぁい〜早よ行かな遅刻すんで?』

長い返事をしておかんが
『もう』
とか言いながら家を出た。
兄貴も高校に行ったみたい…
弟も学校…

二人とも高1と中1やしな。
遅刻なんかあかんあかん。
とか想いながら部屋に戻りベッドに横になった
< 2 / 10 >

この作品をシェア

pagetop