素直になれば
ボトル3本の準備が終わって体育館に持って行くと、すでに準備は終わっていて、さすが男の人だなぁ。なんて、関心した。
「マネちゃん!」
「はい!」
キャプテンの声に反応して振り向いた。
こんな瞬間でも、逆井先輩の居場所は、一目でわかる。
「俺らもうアップ始めるから、ベンチの準備とかその他もろもろ頼むな。スコアとか、書けるよな?」
「あ、書けますよ!わかりました!」
あたしは、自分たちのベンチにビブスを書けたり、ボトルを並べたり、みんなのタオルをだしたり…。
いろいろな準備をした。