素直になれば

「俺は別に。今日依緒は部活休みだったし。」




「あ、そうなんだ。」




そっか。
依緒ちゃん、バド部なのか。


依緒ちゃんは、沙那さんの後輩なんだ。





今日はこんなに少ない会話だけで、秀の最寄り駅に電車が到着した。




「ぢゃ、明日な!」




「うん、ばいばい♪」




秀に手を振って、あたしは1人、家路を帰った。



< 67 / 106 >

この作品をシェア

pagetop