横顔
そして待ちに待った昼飯の時間だ。
……………
無い。俺の弁当がなーい!朝、母さんがいいたかったのはこれか。
一気にテンションが下がった俺は満に恵んでもらおうとおもったが
奴は女の子に囲まれて近づけない。
俺は一人で窓から外を見ていると誰かが喋りかけてきた。
 
?『これっよかったらどうぞ』と言いお弁当を俺に渡している。
 
武『えっ!?いいの?』
 
?『そのために作ってきたんだし』
 
武『えっ?なんか言った?』
 
?『いえっなにもないです』
 
武『あの〜名前は?俺は松田 武』
 
?『私は栗野 夏美(くりの なつみ)っていいます』
 
武『ありがとう栗野さん』 
夏美『いえっ美味しくないかもしれないけど』
 
武『超うまいよ』
 
夏美『本当ですか!?ありがとう松田君』
 
武『マヂで!あと松田君じゃなくて武でいいよみんな呼んでるし』
 
夏美『えっじゃぁ私も夏美でいいです』
 
 
武『………。』放心状態 
夏美『ぢっ、ぢゃぁそろそろ戻ります。』
 
武『うっ、うん』
 
この後の授業が頭に入らなかったのはいうまでもないだろう。
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