恋愛講習-赤点常習犯と初受講生-
【序章】
「陽翔君ってかっこいいけど、付き合ってみると意外とつまらないね。私から告白しといて悪いんだけど別れよ。じゃぁね。」
この日俺、冬城陽翔(とうじょうはると)は記念すべき10回目の別れを告げられた。
面白い事に理由は全て『つまらない』からである。
いや、面白くはないな…。
しかーし、今日で今まで疑問に感じてたものが確信に変わった。
俺は恋愛が苦手で『つまらない』男なのだと。
……自分で言ってて惨めになったがこの際気にするとこではない。
疑問が確信に変わったのであれば対策する事も可能ではないか!!
明日から高校3年生。
高校最後の年は何が何でも最高の彼女を作ってやる。
とは言ってみたものの………
やっぱり恋愛の何がいいのかさっぱり分からん。
この日俺、冬城陽翔(とうじょうはると)は記念すべき10回目の別れを告げられた。
面白い事に理由は全て『つまらない』からである。
いや、面白くはないな…。
しかーし、今日で今まで疑問に感じてたものが確信に変わった。
俺は恋愛が苦手で『つまらない』男なのだと。
……自分で言ってて惨めになったがこの際気にするとこではない。
疑問が確信に変わったのであれば対策する事も可能ではないか!!
明日から高校3年生。
高校最後の年は何が何でも最高の彼女を作ってやる。
とは言ってみたものの………
やっぱり恋愛の何がいいのかさっぱり分からん。