恋愛講習-赤点常習犯と初受講生-
「お前ら人を競馬みたいに言うなよ。って言うか俺をネタにして賭けするのやめろ。」
「何言ってんだ!!俺はお前が恋愛で成功すると信じてるんだ。今更やめられるかよ。」
「とか言って、本当は今までの負け分を取り返さないと気が済まないだけじゃないの?」
「ナニカイッタカネ、ブタゴリラ…。」
グシャッ!!
咲の膝がものの見事に輝久の股間にヒットした。
「お、俺のマイ…ボール…が…。」
「もう一辺言うてみぃ。ウチが何やって?」
咲が輝久の胸倉を掴んで睨み付けながら迫った。
「湖を泳ぐ華麗な…白鳥です(ガクッ)」
輝久は遺言を言い残して倒れた。
「でしょ?輝久にしてはエエ事言うじゃない。褒美にウチが保健室まで連れて行ってあげる。」
咲は機嫌が良くなったのか輝久を背負って保健室に行こうとした。
保健室でどうにかなる怪我ではないと思うのだが…。
一応紹介しておくとこの漫才コンビみたいな2人は小学校の時からの腐れ縁で
女の方が坂上 咲(さかがみ さき)
で
男の方が倉内 輝久(くらうち てるひさ)
である。
「何言ってんだ!!俺はお前が恋愛で成功すると信じてるんだ。今更やめられるかよ。」
「とか言って、本当は今までの負け分を取り返さないと気が済まないだけじゃないの?」
「ナニカイッタカネ、ブタゴリラ…。」
グシャッ!!
咲の膝がものの見事に輝久の股間にヒットした。
「お、俺のマイ…ボール…が…。」
「もう一辺言うてみぃ。ウチが何やって?」
咲が輝久の胸倉を掴んで睨み付けながら迫った。
「湖を泳ぐ華麗な…白鳥です(ガクッ)」
輝久は遺言を言い残して倒れた。
「でしょ?輝久にしてはエエ事言うじゃない。褒美にウチが保健室まで連れて行ってあげる。」
咲は機嫌が良くなったのか輝久を背負って保健室に行こうとした。
保健室でどうにかなる怪我ではないと思うのだが…。
一応紹介しておくとこの漫才コンビみたいな2人は小学校の時からの腐れ縁で
女の方が坂上 咲(さかがみ さき)
で
男の方が倉内 輝久(くらうち てるひさ)
である。