晴れのち、雨模様
転校生。
「ずっと好きだったの…。付き合って下さい!!」
「……ごめん。まほとは、付き合えない。」
ガバッ!!
懐かしい夢を見た。
あれは小学校の6年のときずっと好きだった人に告白したんだった。
顔も名前も覚えてる。
黒崎 那智。
頭が良くて、クラスの人気者だった彼。
そんな彼に私は惹かれたんだ。
「あんた遅刻するわよ~♪」
「キャアー!!やばい!!」
ドタバタ…ガッシャン!
「ほぁー!!ごめんなさい。行ってきます!」
「はぁー大丈夫なのかしらあの子。」