Яё:set



私が寝ている間にひっきりなしに来ていたメッセージに目を通す。




“眠い~!”とか“今なんのゲームしてるの?”とかログに残っていて申し訳ない気持ちになってくる。




私は携帯メールで彼に“寝落ちしてた~!ごめんね”とメッセージを入れておいた。




それに対してのメールがないのを見ると、さすがに彼も寝たんだろ。




私はベットに横になるとそのまま眠りに着いた。



そして携帯のメールで起きた時にはもう昼過ぎで、また休日を無駄に過ごした気がした。




冴えない頭でメールに目を走らせる。




“あったぞ!遂に見つけた!”




「…主語ないし…何があったんだか…」




しばらく考えて、やっとあのフリーゲームの事を言っているのだと理解した。



私は“もう少ししたらログインする”と返信をして二度寝をした。




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