ヤンキー君はトキメキ製造機


「はい皆聞いて!!ジュンジュの部屋に来たって事は・・・?やるべき事は1つ!!」

急に花が立ち上がって手をぱんぱんと叩く。
と同時に私とジュンジュ以外が立ち上がって叫んだ

「「「エロ本探しっっ」」」

ぎゃーだのわーだの各自奇声を発しながら血眼になって部屋を荒らす我が友。

開いた口が塞がらないとはこの事。

「おまえら散らかすな!!騒ぐなしゃぁしいぞ!!」

全くの無視。

女は強い。


へとへとな様子で私に助けを求めに来た
「あいつらどうにかしてくれよ!!」
「まあいいんじゃない?」
笑いながらクッキーを頬張る
「よくないわ!!」
「だってやましいものがないならいいじゃん!!それともまじでエロ本持って」「無い!!」

怒ったように即答するジュンジュ。
ほろ酔いしてるみたい。


「パンツ発見どやぁああああ」
「ぎゃーー!!!!!」
「赤だよ赤赤真っ赤!!きゃああ」

うるさいと思いながらもなんか楽しいと感じてしまう

ジュンジュのほうはというと…
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