同棲同名
ドアから出てきたのは寝起きのような男の人。
顔は結構イケメン。
髪は茶色くて、背が高い――――・・・
って、そんなこと考えてる場合じゃないよ!!
「なんであたしの名前知ってるの?!なんでこの部屋にいるの?!」
2つの疑問を一気に言って上を見上げると、男の人は驚いた顔をしてからこう言った。
「何にも聞いてないんだ。今日からアンタとココで一緒に暮らすから、ココにいるし名前も知ってる。」
「えっ・・・」
一緒に暮らす?!
まさか お母さんがニコニコしてたのってこうなることしってたから?!