私の秘メゴト (仮)
――――――…
颯汰は運ばなくてすんだ…が、
♪〜〜♪♪〜♪〜〜
…誰だ、こんな夜中に…この俺の貴重な眠りを妨げるボケは。
俺はもうベッドで休ませていた身体をこの妙にうるさい携帯の着信によって起こされた。こんなもん無視だ無視。
♪〜♪〜〜♪
……………………
♪〜〜♪〜♪♪〜
……っあ゙あ!!!何だよウゼェ!とっとと切れろよ!!
♪♪〜〜♪〜
そう思ってもしつこく鳴り続ける。
……ピッ
『あ゙あ?なん』
[桃矢!!早く出ろよ!!]
…こいつ舐めてんのか?
『てめぇ、こっちは寝てんだよ…。』
[あっごめんね?
そんな事より!!桃矢俺は今凄いジェントルマンを見たんだ!!]
『へーそりゃよかったな。じゃ。』
[えっ?待っ、ピッ…プープープープー]
…あいつまたどうでもいい事で起こしやがって明日はシバいてや、る……Zz