私の秘メゴト (仮)




僕の家がある場所に入った。



『これは、凄い。』

入った瞬間の感想だった。


このマンションは所謂高級マンションと言われるやつだろう。


僕はそのマンションの一階のロビーにいる。


どうしていいか分からずキョロキョロしていると、


「千歳様ですね」

と後ろから声がかかって振り向くとスーツを着た男性が立っていた。


『そうですけど、貴方は…?』


なんで名前を知ってるんだ?


「ああ申し遅れました。私、このマンションを管理している久遠という者です。」


『あ、そうですか。これからお世話になります』


ペコッと礼をする。



「いえいえこちらこそ。



では、こちらに来て下さい。暗証番号の登録、あと、カードキーをお渡ししますので。」


そう言って案内する久遠さん。


『分かりました。』


その後ろに着いていく。






< 24 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop