私の秘メゴト (仮)
リビングには必要な家具が全て揃っていた。
大きなテレビがあり、それと向き合う様にこれまた大きくてふかふかなソファーが置いてある。
キッチンは狭くもなく広くもなく、といった感じだ。
キッチンからみたらこのリビングが見渡せる様になっていて、目の前には四人座れるテーブルがある。
『ふーん。良い感じじゃん。』
ふと、自室はあるのかと思った。
探検している時の様な気持ちになり、居ても立ってもいられず、部屋を探すべくリビングを出た。
リビングから一番遠い部屋のドアから開けた。
『へー…見て、クウ。でっかいベッドだ。』
開けると、キングサイズのベッドがあった。
『ひっろいなー…クローゼットもあるのかなー。』
クルッと見回してある一点で目が止まった。
あ、それっぽいとこ発見。
さっそく開けてみた。
わーもう僕の服があるー。業者の人、仕事早いなー。