あなたとのこの道を
あたしは気の乗らない感じで家を出た。

ちょっと歩いたところで親友の麻菜が見えた。

「あっ!!まな・・・きゃぁ!!」

麻菜の所に走りだそうとした途端

地面の石に足を取られ、転びそうになってしまった。


その時、誰かがあたしの事を掴んでくれた。


ああ・・・危なかった!!

「あの・・・。ありがとうございま・・・あっ!!」


そこにいたのは小学校の時転校した龍斗だった。








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