『白雪姫♀♂王子様』
信じないお嬢様



「紳吾くん。ドコ行く?」



「紳吾でいいよ」



私は頷くと、紳吾と呟いた。



「ねぇ。白雪は好きな人いるの・・・・?」


「いるよ。」


「そっか」



私は陵斗が好き。


でもそれは叶わなくて・・・。



もし、紳吾が私の初恋の人なら・・・


あの恋を捨てて、初恋に走ってもいいのかな?




「ずっと、探してたんだ。
俺を唯一、王子様と言ってくれた君を」



「えっ・・・・・?」



「結婚を前提に付き合ってくれないか?」




私はとりあえず大道寺家の約束があって・・・


とりあえず陵斗と・・・・。




「白雪!!」




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