『白雪姫♀♂王子様』
【陵斗Side】
「陵斗・・・・?」
亜季に俺は抱きついた。
「どうしたの?」
「ドキドキしてないのな。お前のここ」
俺は亜季の胸をさした。
「えっ・・・?」
「誰に雇われた??」
俺はまっすぐに亜季を見た。
亜季の顔は青ざめていく。
「出てけよ。
普通に俺のとったホテルにいるんじゃねぇー」
俺は亜季の荷物を廊下に出し、亜季を無理やり部屋から出した。
亜季は何も言わず、俺の部屋から遠ざかって行った。