『白雪姫♀♂王子様』




「クソッ!」



俺はソファーに座り、テーブルを叩く。



ビックリするくらいにヒビが入った。


「弁償だな・・・・」



俺はホテルマンに電話をして、荷物をまとめた。



もう、ロンドンにいる必要はナイ。



俺はソファーに寝転ぶと、携帯を出して・・・



白雪の携番メモリーを消去した。



「どうせ、繋がんないんだ・・・
もう、関係のナイ人間のを持っていたって・・・しょうがないんだ」




白雪に叩かれた右頬をさすりながら、俺は瞼をおろした。






【陵斗Side終】





< 117 / 161 >

この作品をシェア

pagetop