『白雪姫♀♂王子様』
「クソッ!」
俺はソファーに座り、テーブルを叩く。
ビックリするくらいにヒビが入った。
「弁償だな・・・・」
俺はホテルマンに電話をして、荷物をまとめた。
もう、ロンドンにいる必要はナイ。
俺はソファーに寝転ぶと、携帯を出して・・・
白雪の携番メモリーを消去した。
「どうせ、繋がんないんだ・・・
もう、関係のナイ人間のを持っていたって・・・しょうがないんだ」
白雪に叩かれた右頬をさすりながら、俺は瞼をおろした。
【陵斗Side終】