『白雪姫♀♂王子様』
【陵斗Side】
「お帰りなさいませ。陵斗さま」
「ただいま黒木」
俺は荷物を渡して、黒木の用意した車に乗り込む。
「どうなさいますか?夕飯は」
「適当にレストランでいい」
「かしこまりました」
俺は黒木からさっき預かった手帳を見た
「これからパーティーばっかだな」
「学校に行くのは不可能かと・・・」
俺はため息をついて、流れ行く街を見た。
「ついに継ぐっていう言葉を、身に染みて感じなきゃいけないのか」