『白雪姫♀♂王子様』
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「顔が赤いですよ。
っていうよりも、目が・・・」
犬養に言われて鏡を見る。
「一週間経ったのに・・・ひかないな」
「一週間ずっと泣いているからですよ」
私は苦笑いを浮かべて、犬養から冷たいタオルを貰った。
冷たいタオルを目に覆う。
とても気持ちがいい。
「犬養。
学校転入したいんだけど・・・。
手続きしてくれる?」
「白雪さま。
その前にやりたいことがあるのでは?」
「えっ・・・・?」
犬養はこの前から変な事を言う。
「今日、パーティーに行きましょう。」