『白雪姫♀♂王子様』
お嬢様と御曹司と
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「パーティー会場・・・久しぶり」
私はパーティー会場を見回した。
白い肌に似合うからと着させられた赤いドレス。
「大人・・・過ぎるって」
私はため息を一つ。
そして、椿の姿を見つけた・・・。
「椿。」
私は小さい声で言って、唇を噛んだ。
椿だって、私を恨んでるかも知れないのに・・・。
「白雪」
肩にポンッと手を置かれた。
ビクッと身体を震わせると、私は後ろを振り返った。
「雪・・・夜・・・」