『白雪姫♀♂王子様』


普通だったらお母さんを恨むべきなんだろう。

でも、私は愛情を感じた。

だってお母さんが権力を使ってまで、私に愛を教えてくれようとした。

結果、分かったけど…………。

「陵斗…私のお母さんを…恨んでる…?」

すると陵斗は笑って、首を振った。


「遠回しの離れ離れ…が無かったら、白雪が好きなんて、自分の気持ちに気づかなかったし、白雪が白雪姫だなんて、思うことも無かった。」


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