『白雪姫♀♂王子様』
美女と最低美男
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「さすがだな。
皇堂グループの次に
凄いだけある」
雪夜はそう言っていた。
私は荷物を持ちながら
一人ふて腐れていた。
「何でこの家も双子なの?」
「はぁ?
そんだけでふて腐れてんのかよ」
「だって可笑しいでしょう!!
私と雪夜どっちかが
この家の人間と結婚しなきゃならないって!」