『白雪姫♀♂王子様』



【光芽Side】



「ねぇ。
これで本当に良かったの?」



プライベートジェット機の中で


結衣が口を開いた。




「あ?
大丈夫だろう。
椿ちゃんと陵斗くんなら
うまく二人とやってくれそうだし」




「だからって・・・
わざわざお互いをくっつけようとしなくたって・・・
白雪はそのままの恋愛を望んでるのに」




結衣を見なくたって


睨んでるのは明白だった。






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