『白雪姫♀♂王子様』



「白雪は!?」


そうとう


大問題なのだろう。



雪夜は一人焦っていた。



「あっちだ」



俺が指を指すと


走って行った。



「白雪!!」


声がここまで聞える。



彼女は肩をつかまれて


こっちを向いた。



――ゾクッ


背筋が凍りついた。



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