屋上の生徒会室
クラスの皆が適当にやりたい係や委員会を書いてるその時……。
「あ!」
『うわぁ!』
いままで寝そべっていた修三先生が何かを思い出すようによみがえるように起きた。
「そういえば俺生徒会担当だったから今決めんぞ!」
『はぁ!?』
クラスがざわめく……。
「わりぃわりぃ、でもどうせやりたい奴いないだろ?。」
「おいおい修三、じゃあなんでいきなりよみがえるように起きてんだよ(笑)」
倉崎君がそう言いクラスのみんなが笑った。
「まぁまぁ、今この学校の生徒会はみんながリタイアして0人の状態だ。そんでもって今年俺が生徒会担当になったわけよ。校長が人数集めろってうるせぇからさっさっと決めようと思ってよ。」
「そんなの先生の勝手じゃん!」
麻衣が不満げに言う。
「まぁただとは言わねぇ……やってくれた奴はもれなくラーメン屋のお食事券がついてくるぜ!」
そ、そんなんで動くわけないじゃん (笑)
クラスのみんなはもう呆れていた。
「しょうがねぇ!じゃあ5月にある中間テストの国語の答え教えたらぁ!」
もはや先生の言うことじゃない……。