septcouleur
青空が見える大きな窓。
大きなテレビ。
大きな黒の革張りのソファー。
透きとおった綺麗なガラステーブル。
ソファーに座ってキョロキョロと部屋中を見まわしていると、
友里香さんが紅茶とクッキーを持ってきてくれた。
あっ。可愛いティーカップ。
このクッキーいろんな形があって可愛い。
「んー。おいしい!このクッキー。」
愛華がクッキーを一つつまんで言った。
「よかった。それ、私の手作りなの。」
友里香さんの手作り・・・。
「そうなんですか?こんなにおいしいクッキー作れるなんて友里香さんすごーい!!」
「すごくないよ。同い年だし友里香って呼んで!」
もちろん美香ちゃんもね♪
そう言って彼女はにこっと笑った。